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MUFG:アジア欧米、東京4極で銀・証の顧客向け市場業務を一体化

2016年7月6日 05:03 JST 更新日時 2016年7月6日 11:58 JST

セールス&トレーディングを一体運営、顧客ニーズ捉え柔軟に対応
ロンドン、香港に続き今秋にはニューヨークと東京も運営開始へ
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三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は傘下の銀行、証券で別々だった株式や債券のセールス&トレーディング(S&T)業務を一体化する。7月以降、年内をめどにアジア、欧州、米州、日本の4極で実施し、世界の投資家ニーズに応じた金融商品の効率的な供給体制を整える。
  MUFG市場企画部の瀧野俊郎部長によると、業務一体化に先立ち銀行、証券のディーリングルームを統合。これまでにロンドン、ニューヨーク、香港で完了。東京は8月までに同一ビルに移転する計画で銀行と証券から合計2000人超が業務に当たる。4極には「ビジネスフォーラム(運営会議)」を設置して意思疎通を図る。
  S&T業務はマイナス金利など厳しい収益環境の中、MUFG全体で強化している手数料ビジネスの一つで、事業法人や機関投資家の需要に応じた株式や債券、外国為替、デリバティブの調達や販売を手掛ける。中期経営計画では2018年3月期の同業務の連結粗利益は15年3月期比11%増の5500億円を目指している。
三菱東京UFJ銀行本店
三菱東京UFJ銀行本店 Photographer: Akio Kon/Bloomberg
  S&T業務の一体化により顧客の投資家にとっては、資金運用の窓口が一つになり、株や債券に為替を組み合わせた専門性の高い複合的な投資商品を要求することなどが容易になる。香港(シンガポール含む)とロンドンは7月からすでに一体運営に移行しており、早ければニューヨークは9月に、東京は11月から開始する予定。
市場リスクの管理も徹底
  一方、ディーリングルームの統合では市場リスクの管理を徹底する。これまで双方がばらばらで担ってきたリスクを分担し、為替などに関する部分を銀行に、金利などは証券に集約する。これによりグループベースでのリスク運営が可能になり、市場取引の拡大で顧客に提示する価格競争力を高めることができる。
  東京のディーリングルームの一体化は、グループの三菱UFJモルガン・スタンレー証券の新本社が入るビルに銀行のディーリングルームが移転し実質的に統合する。このディーリングルームではS&T関連で合計約1000人が勤務する。
  MUFGの瀧野部長は、S&T業務の一体化で投資家に「より細かなニーズを把握できるほか、トレーディングでは大量取引による規模の利益が期待できる」と述べた。一体化は顧客である投資家からの銀行、証券での情報共有に関する同意が前提になる。また瀧野氏によれば「ディーリングルームの一体化は国内初」という。
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