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VAIO初期型は慶応の学生が小脇に抱えるイメージで開発された [SONY VAIO]

2014.02.09 16:00

 2月6日、ソニーがパソコン事業を投資ファンドの日本産業パートナーズに譲渡することが発表された。かつてソニーの「VAIO」ブランドはB5ノートパソコン市場を開拓し、一大ブームを起こした。それがソニーから離れることに一抹の寂しさを感じるユーザーも多いだろう。「VAIO」の開発陣を取材した経験があるフリーライター・神田憲行氏が語る。

 * * *
 「VAIO」が発売されたのは1996年のこと。97年に発売されたB5型ノートパソコン「PCG-505」は薄さ23.9ミリ、重さ1.35キロという当時としては画期的なスペックで、印象的な紫の外装とともにパソコンユーザーに熱狂的に歓迎された。私は98年、パソコン事業の方々を取材して周り、パソコン雑誌に長いレポートを書いた。その過程で出会った開発に携わった人々はみんな個性的で、実に印象深かった。

 「VAIO」のデザインを担当した責任者は、あの紫の塗装についてこう語っている。

「社内では抵抗がありましたが、みんなの意見を聞いていると結局、白か黒に落ち着いてしまうので僕の最終判断で通してもらいました。紫にした理由は黄色と補色の関係にあるからです。白いパソコンは使い続けるとだんだん黄ばみが目立って古くさくなる。でも紫なら黄ばみが目立たず、お店の店頭でいつ見ても新鮮な印象を受ける」

 前出の「505」のモック(模型)を依頼されたとき、メールにスペックとそのイメージとしてこうあったという。

「B5ノートで慶応の学生が小脇に抱えたイメージで」

 それであの薄型で洒落たデザインになったのである。

 A4サイズのノートパソコンの技術者もユニークな人だった。A4サイズではたとえば、キーボードのキャップスキーとコントロールキーをわざと同じ大きさに作ったという。両方のキー位置を交換したいユーザーのために、キートップを自分ではずして付け替えられるようにしたのである。またCDドライブなどを納める内蔵ベイには、実は2台目のハードディスクが入れられるよう設計した。もちろんそんなことをすれば「改造」になって壊れてもメーカー保証外になってしまうが、なぜわざわざそんな設計をしたのか訊ねた私に、彼はさも当たり前という感じでこう答えた。

「え? だってそういうのが自分で欲しかったから」

 ちなみに彼はIDカードを首から提げるヒモがApple社のロゴが入ったものを使っていて、写真撮影の段になっていそいそと自社のロゴが入ったものに付け替えたのがおかしかった。

 強烈な印象だったのが、デスクトップコンピュータ部統括部長に就任した辻野晃一郎氏だった。部屋で辻野氏を待つ間、広報の女性が小声で、

「うちのエースです。ちなみに女子社員人気ナンバーワンです」

 とおかしそうに教えてくれた。辻野氏はノート型に比べて売り上げが伸びないデスクトップ事業のために急遽、たしかアメリカから呼び戻されてきて、ミニタワータイプの整理など大なたを振るっていた。

「反発はすごいですよ(笑い)なんの実績もないですから。新参者が来て、最初はアイツなんだということでしょうね。だけど私はそういうこと気にしている余裕すらなくて、デスクを売る一点しか関心がない。ビジネスをやる理由とは勝つことであり、そのためにどうすればいいか、考えればよい。それ以外のことを配慮する余裕はなくプレッシャーも続いていますから」

 自分の好きな道を追求する技術者に比べて「勝つ」という言葉を使う辻野氏を見て、なるほど、こういう人がソニーの次世代を引っ張って行くのかと、眩しかった。しかしその後辻野氏はソニーを去り、グーグル日本法人社長を経たあと現在は自分で事業を興されている。私は辻野氏が今もソニーに残っていたらどうだったろうと、考えざるを得ない。


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ソニーの「VAIO type P」を徹底レビュー デザイン、機能とも最高のミニノートだ! [SONY VAIO]

ソニーの「VAIO type P」を徹底レビュー デザイン、機能とも最高のミニノートだ!

(日経トレンディネット - 01月09日 21:22)

日経トレンディネット

 
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 ソニーからポケットサイズのミニノート「VAIO type P」が登場した。スリムでスタイリッシュなボディーに、1600×768ドットの8型ウルトラワイド液晶と16.5mmピッチの打ちやすいキーボードを搭載する。ワンセグやワイヤレスWAN、GPSなどの付加機能を搭載するモデルもある。ライバル機種のどれにも似ていないVAIO type Pを隅々まで、早速チェックしてみよう。

【詳細画像または表】

ダイレクトメールサイズの横長ボディー

 目を引くのはボディーの形とサイズだ。245(W)×120(D)×19.8(H)mmと非常にコンパクトで薄い。ダイレクトメールで使われる封筒ぐらいの大きさで、片手で楽につかめる。古いモバイルユーザーには、NECのPDA「モバイルギア」シリーズの初期モデルとほぼ同じサイズといった方が分かりやすいかもしれない。高さは均一で、液晶ディスプレイを閉じるとフラットになる。

 重さは店頭販売モデルが約634~636g。今回、試用した試作機はVAIOオーナーメードモデルで記録媒体にSSDを搭載していた。重さは実測で約580g(カタログ値の最軽量構成時の重さは588g)。薄いカバンやクラッチバッグに楽々収まり、出し入れもしやすい。ビジネス用の大きめのカバンに入れても横長のボディーは収まりが良く、正方形に近いミニノートより持ち運びしやすそうだ。

職人的なこだわりを感じられるデザイン

 ボディーの仕上げや作りは細部まで非常に丁寧だ。本体裏側まで天板と同じ塗装を施し、無粋な突起やパーティングラインがない。ネジも一切見えないこだわりようだ。

 本体色は「クリスタルホワイト」「ガーネットレッド」「ペリドットグリーン」と、VAIOオーナーメードモデル限定の「オニキスブラック」の4色。店頭販売モデルは、ワイヤレスWANとGPSを搭載したクリスタルホワイトの「VGN-P80H」。ワンセグを搭載する「VGN-P70H」が3色から選べる。

 いずれの色もパール入り塗料を何度も繰り返し塗装して、手作業による研磨も施している。とてもきれいな色に仕上がりだ。天板部分はマグネシウム合金製で、薄さと強度を確保している。天板部分とキーボード手前にはVAIOのロゴ、液晶の下にはSONYロゴが入る。

 キーボード面はどのモデルもシルバーで、ポインティングデバイスであるスティック型ポインターのキャップは、それぞれのボディーカラーに合わせてある。キーボード面は1枚で構成されたサーフェスデザインだ。

 デザインには職人的なこだわりが感じられる。質感の高さとデザインはさすがソニーと言える。女性に人気が出そうなデザインと色だが、オニキスブラックなどはハードに使い込む男性ユーザーにもピッタリだ。

 ディスプレイ部分はラッチレスだ。ヒンジ(ちょうつがい)には可変トルクヒンジを採用し、開く角度によって手にかかる重みが変化する。90度以上開く場合と閉じる寸前にやや重くなり、それ以外は軽く動く。あまり力を入れなくても楽に開閉でき、閉じる時はしっかり閉まるようになっているのだ。

 ディスプレイの開閉角度は約150度。膝の上に乗せて使うとちょうど液晶画面が正面にくる角度だ。180度は開けないが、実用上不便はない。ディスプレイ部分が軽いため、液晶を最大限開いても倒れそうにならない。他メーカーのミニノートはディスプレイ部分が重くて、最大限に開くとディスプレイ側に倒れてしまうものが多い。VAIO type Pはそうした心配がない。

専用開発の高解像度液晶を搭載

 液晶ディスプレイは、独自開発の8型ウルトラワイド液晶を搭載する。1600×768ドットと解像度が高いのが特徴だ。CPUにAtomを搭載するミニノートの中では断トツの高解像度だ。比率は16:9よりも細長くほぼ2:1だ。

 Webブラウザーのウインドウを2つ横に並べても余裕で表示できる。ただし8型ウルトラワイドと画面サイズが小さいので、文字やアイコンの表示は相応に細かくなる。必要に応じてフォントサイズを大きくするなどの工夫をするといいだろう。

 横長液晶を生かした「ウインドウ整列ボタン」が面白い。キーボード手前にあるボタンを押すと開いているウインドウを均等に整列させてくれる。

 液晶の明るさは必要十分でコントラストも良好だ。発色もミニノートとしては群を抜く。動画再生時の残像もあまり気にならなかった。表面に光沢のある液晶だが、映り込みもそれほど気にならない。視野角がちょっと狭く感じられたが、大きな問題にはならないだろう。液晶右側には有効画素数31万画素のWebカメラを内蔵。無線LANやワンセグなどのアンテナ類は液晶の横に内蔵されている。

コンパクトサイズだがキーボードの使いやすさは優秀

 キーボードは大きく取られている。キーピッチは実測で横16.5mm(スペック値16.5mm)、縦15.5mm。17.5mmピッチのミニノートより劣っているが、実際に使ってみると狭さは感じられずにとても打ちやすい。文章作成やブログの更新が快適にできる。

 ピッチ以上に打ちやすい理由は、おそらくVAIOに共通して採用されている、キーの間が広く空いているデザイン(ソニーでは「アイソレーションキーボード」と呼んでいる)にある。隣のキーに指が引っかかりにくく、キーピッチが狭くても打ち間違いが起こりにくい。このキーボードはA4ノートにも採用しているが、大型のノートPCではむしろ指が引っかかりにくすぎて使いにくい。最も効果を発揮するのはこうしたコンパクトでキーピッチの狭い小型ノートPCだろう。VAIOオーナーメードモデルでは英語キーボードも選べる。

 キータッチは軽めで、クリック感はまずまず。キーは若干グラつき気味だった。キーストロークは1.2mmで、キーを押し込んだ時に底に当たる感じが少し強い。キータッチは個人の好みにもよるが、もう少しカッチリしたグラつきのないタッチであれば、よりキー入力しやすかっただろう。

 ポインターはスティック型のものを搭載している。タッチパッドを省くことで奥行きを抑え、ポケットサイズにまとめている。タッチパッドよりスティックポインターの方がミニノートには向いているだろう。タッチパッドに慣れている人には、狙ったところにカーソルをコントロールできるようになるまで少し慣れが必要だ。クリックボタンはボディーの縁にあり、間にはスクロールボタンがある。サイズは横長だが大きめで、適度な堅さで押しやすい。本体サイズを考えると、操作性はとても優秀だ。ミニノートの中でも操作性はトップクラスと言える。

最大9時間のバッテリー駆動が可能

 バッテリーには、薄型のリチウムポリマーバッテリーを採用。駆動時間は標準バッテリーで約4.5時間。大容量バッテリー(2万円前後)装着時は2倍の9時間持つ。バッテリーの重さは標準バッテリーが約145g、大容量バッテリーが約263g。大容量バッテリーを取り付けると本体にやや傾斜が付き、キー入力しやすくなる。同社のモバイルノート「VAIO type T」と同じ、「急速充電機能」とバッテリーの寿命を延ばすための「いたわり充電機能」を搭載する。

 試用したモデル(CPUにAtom Z520、記憶装置に64GBのSSDを搭載)で、液晶の輝度を最大、無線LANとBluetoothとGPSをオンにして動画を再生し続けたところ52分経過時点でバッテリー残量が50%、約1時間12分経過時点でバッテリー残量30%となった。計算すると約1時間45分程度は持つことになる。実際の使用では2時間半近く持つだろう。大容量バッテリーならその倍の駆動時間を確保できるはずだ。日常的に持ち歩くなら、大容量バッテリーを購入するといいだろう。大容量バッテリー装着時の重さは約118gと携帯電話1個分ほどの増加で収まる。

 付属のACアダプターはコンパクトで、重さは電源ケーブル込みで実測約150g。外部ディスプレイ接続端子と有線LAN端子付きの小型ポートリプリケータ(オプション4980円)は実測で約50gだった。これらをすべて持ち歩いても800g前後で済む。他社のミニノートに比べて非常に軽い。ウォールマウントプラグアダプター(約26g)を使えばさらに軽くコンパクトになる。

 ACアダプターは持ち運びや収納がしやすいように、オプションのポートリプリケーター、ウォールマウントプラグアダプターと合体してスティック状にすることができる。バラバラになってなくしてしまいそうなアイテムを一つにまとめておける面白いアイデアだ。

Atomと2GBメモリーを搭載、HDデコーダーも内蔵

 店頭販売モデルはCPUにAtom Z520(1.33GHz)を搭載する。VAIOオーナーメードモデルは、クロック周波数の高いAtom Z530(1.60GHz)やAtom Z540(1.86GHz)も選べる。メモリーは「システム・コントローラー・ハブ」が認識できる上限の2GB。メモリーはマザーボードに直付けされているため交換や増設はできない。

 OSにはWindows Vista Home Basic SP1 32ビットを搭載。VAIOオーナーメードモデルではHome PremiumとBusinessが選択可能だ。肝心の動作は、以前テストした富士通のミニノート「FMV-BIBLO LOOX U/B50」(関連記事)に比べて格段に速く実用的な速度で使える。メモリーを2GB搭載していることもあるのだろう。

 店頭販売モデルは60GBのHDDを搭載する。VAIOオーナーメードモデルでは64GBか128GBのSSD(Solid State Drive)が選べる。64GBなら60GBのHDDより1万5000円高いだけだ。HDDは4200回転/分と遅くボトルネックになりかねないので、SSDを搭載するのがお薦めだ。店頭販売モデルの価格は10万円前後。VAIOオーナーモデルの最低価格は7万9800円なので、直販モデルで64GBのSSDを選択しても10万円以下で収められる。

 冷却ファンのないファンレス構造なので、動作音は非常に静かだ。SSDを選択すると、回転部品のないゼロスピンドル構成になる。静かな場所で気兼ねなく使える。ただキーボード面と底面が少しだけ熱くなる。ファンレスによる静かさと薄型ボディーを考えると仕方のないところだ。触れられないほど熱くなるわけではないので、それほど気にする必要はない。

 このほか特徴として挙げられるのが、HD(ハイビジョン)動画のデコーダーを内蔵していることだ。AVCHDやWMVのHDコンテンツをスムーズに再生できる。ほかのミニノートではパフォーマンス不足で、滑らかに再生できない所をVAIO type Pなら滑らかに再生できる。VAIOオーナーメードモデルではノイズキャンセリングヘッドホン機能なども選択可能だ。対応ヘッドホンも付属する。

GPSを生かした情報検索ソフト

 VAIO type P独自の付属ソフトとして、「VAIO Location Search」がインストールされている。GPSと無線LANを使った位置情報を使って現在位置を取得し、地域情報Webサービス「PetaMap」と連携して周辺地域のスポット情報を調べられるというものだ。近所にあるラーメン店や無線LANスポットなどが調べられて便利だ。地図ソフトと連動した経路検索も可能。検索範囲は移動手段に応じて徒歩、自転車、車で切り替えられる。

インスタントモードも搭載

 Windows Vistaを起動することなく、電源を入れて素早くインターネットやSkype、音楽/動画再生ができるインスタントモードも搭載している。ユーザーインターフェースはソニー・コンピュータエンタテインメントの家庭用ゲーム機「プレイステーション3」などでなじみのクロスメディアバー。Webブラウザーは、Internet Explorer 7とブックマークをやりとりできるようになっている。

 インスタントモードは、Vistaを立ち上げるほどでもないときや外出先で少し音楽や映像を見たり、ネットで調べ物をしたりする際に便利だ。

デザイン、機能ともに最高のミニノート

 同社によるとVAIO type Pは、1年半前から開発を始めたという。他社がAtom搭載ミニノートを発売するずっと前だ。「VAIO type U」という超小型PCを手がけてきた同社は、既にミニノートというカテゴリーの製品を持っていた。小型化技術や小さくても使いやすい操作系のノウハウなどは蓄積されている。これらの技術や工夫を余すことなく盛り込んだのがVAIO type Pと言える。

 ボディーを横長にしたことで、広いキーピッチとデスクトップを実現。小型薄型のボディーは片手でさっと持てるし、ジェケットの内ポケットにも収まる。それでいてミニノートでは最高クラスの基本性能と豊富な機能を盛り込んだ。デザイン、機能ともに現在最高のミニノートと言える。

 注意したいのは価格だ。CPUにAtom N270を搭載するミニノートが4~5万円台で買えるため、これと比較すると高く感じてしまう。しかし、同じAtom Z530を搭載する富士通の「FMV-BIBLO LOOX U/C30」(関連記事)と比べると、それほど割高感はない。価格は1万円ほど高いがスペックや機能もその分高く、液晶の解像度やキーボードの使い勝手は大きく上回る。中身を冷静に吟味して比べればコストパフォーマンスは高いと言えるだろう。

 筆者としてはVAIOオーナーメードモデルをお薦めしたい。ワンセグやBluetooth、Webカメラなどを省いて価格を下げられるからだ。また、記憶装置には高速なSSDを選べる。

(文/湯浅英夫)




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山田祥平の「こんなノートを使ってみたい」:時代を築くVAIOが現れた──「VAIO type P」開発者の証言 [SONY VAIO]

時代の流れに大きな変化を与える製品には、オーラのようなものを感じさせられる。VAIO type Pのオーラはどこから来ているのか。開発者の言葉にその手がかりを探してみた。

 ソニーはこれまでトランジスタラジオやウォークマン、そしてハンディカムなどなど、数多くの“イノベーション”を実現してきた。例えば「ウォークマン」は、身にまとうかのように音楽を鑑賞するスタイルを確立した製品としてあまりにも有名だ。

 そのソニーが2009年の初頭に投入した「VAIO type P」。そこには、パーソナルコンピュータの新たな時代を創造する、まさにソニーでなければ登場させることができなかった提案が感じられる。VAIO type Pには、ウォークマンのような1つの時代を作り上げるイノベーションを予感させるオーラがあるのだ。

 今回は、VAIO type Pの開発に携わったVAIO事業本部の伊藤好文氏(企画戦略部門企画部 Mobile PC課プロダクトプロデューサー)と鈴木一也氏(同事業部NotebookPC事業部シニアプログラムマネージャー)に話を伺い、VAIO type Pに何を持たせたのかを当事者から探ってみた。

kn_syohei_01.jpgkn_syohei_02.jpg VAIO事業本部 企画戦略部門企画部 Mobile PC課プロダクトプロデューサーの伊藤好文氏(写真=左)と同事業部NotebookPC事業部シニアプログラムマネージャー鈴木一也氏(写真=右)

AtomとVAIO type Pの出会いは必然だった

──私は、Atomでならなければならない必然性を持ったパッケージングをVAIO type Pで初めて見ました。ほかのPCメーカーが新製品をリリースするこの時期に満を持してソニーがAtom搭載ノートPCを登場させたという印象です。

伊藤 VAIO type Pの開発期間はほかのVAIOシリーズと比べても長いですね。1年半くらい前に、今の時代に求められる小型モバイルPCを根本から考えることから始めました。その中では、モバイル機器にとって今はどういう時代なのかを追求しています。

 いまでは、携帯電話で何でもできてしまいます。そういう時代だから、携帯電話やスマートフォンで十分と思っているユーザーも多いですが、フルファンクションのPCを外に持ち出したいユーザー層もいるはずだと考えたのです。そういうユーザーは、キーの打ちやすさやディスプレイの解像度で妥協するわけにはいきません。そういうことを考えているうちに、そのようなPCを実現するための最適なソリューションとして、インテルからMenlow(開発コード名、Atom Zシリーズとシステムコントローラハブで構成されるプラットフォーム)が登場したのです。

鈴木 私はもともとVAIO type Uの担当でした。VAIO type Uは、超低電圧版のCPUをベースとしてPCでしたが、その開発が終わって、次に何を作ろうかと議論しているなかで、Menlowプラットフォームの話が出てきたんですね。超低電圧版CPUをベースにした製品開発を長くやってきましたが、そのときにもインテルに対してもっとTDPが低いモバイル向けCPUが必要だとリクエストしてきました。Menlowの登場でそれがようやくかなったというところです。

 もし、VAIO type Pに超低電圧版のCPUを搭載することになったら、ボディの厚さが現在の19.8ミリが25ミリになってしまうでしょうね。ボディを薄くするのは難しいと思います。25ミリの厚さでも、いまのVAIO type Pに搭載できた機能のうち何かをあきらめることになります。例えば、非常に小さなバッテリーしか搭載できないとか、WWANやBluetoothも無理、ワンセグチューナーなんてとんでもないといったことになるでしょう。

kn_syohei_04.jpgkn_syohei_05.jpg VAIO type U VGN-UX71。液晶ディスプレイをスライドさせるとキーボードが姿を現す。その小ささが多くのユーザーに受け入れられなかったと評価されているが、ストロークや打鍵感など、別の要因もあるのではないかと、思ってみたりもする(写真=左)Menlowマシンとして2008 International CESで東芝が展示していた基板サンプル。MenlowはCentrino Atomというブランド名で立ち上がったものの、2008年の間は採用するデバイスが思うように伸びず、いつの間にかブランド名も消えてしまった。2009年になってようやく搭載する製品が増えつつある(写真=右)

最初に使いやすいサイズありき

──サイズに関しては、最初から目標があったのですか。

kn_syohei_09.jpg 開発において試作されたモックアップ

伊藤 多くのモックアップを作って、手に持ったときに最もしっくりするものを選んだ結果、いまのVAIO type Pで実現したボディサイズになりました。ちょうどダイレクトメールで使われる封筒と同じサイズです。

 一般的なノートPCは、カバンにいれて持ち運びます。平日のビジネスシーンなら、必ずカバンを持っているでしょうから、サイズのことをあまり考える必要はありません。でも、休日にビジネスで使うような大きなカバンを持ってでかけることはありませんよね。カバンを持つとしてももっと小さいわけです。その小さなバッグにも入る小さなサイズを実現したかったのです。そのサイズとペットボトルを少し超える程度の重量が実現できれば、個人が使うノートPCも外に持ち出すシーンが増えていくはずです。

 サイズと重さの条件が整った上で、ノートPCを外に持ちだしたくなるような楽しい使い方を提案するために、位置情報のアプリなどをインストールしてVAIO type Pという1つのパッケージにしました。

鈴木 OSでも、本当はWindows XP版とWindows Vista版の両方を投入したかったのです。でも、製品企画的にどちらかを選ばなければならないという事情がありました。もともと、VAIO type Pではコンテンツ再生という側面に力を入れる計画でした。チップセットに実装されたハードウェアデコーダーで実現する動画表示能力がAtomの処理能力に対してアンバランスなほど機能が高すぎたからです。この「アンバランスな高機能」を使わない手はないということで、コンテンツ再生により適したWindows Vistaが望ましいという結論に達したのです。

伊藤 その一方で、携帯電話と一緒に持ち歩く小型PCの付加価値として「位置情報」を重視しています。携帯電話と比較して高解像度を表示できるディスプレイによる一覧性のよさや、入力しやすいキーボードを装備していることを考えると、小型PCの付加価値として位置情報の利用は見逃すことはできません。地図を表示しつつ、スポット情報を表示する手軽さ、そして検索性のよさなどを合わせて考え、そこにたどりつきました。ワンセグモデルにはGPSレシーバーは内蔵されていないのですが、でもプレースエンジンを使ったりBluetoothのGPSレシーバーなどと組み合わせて位置情報をフル活用できます。

 

Wireless WANが標準でない理由とは

──VAIO type Pだけで完結してインターネットに接続できるWireless WANモデルこそ標準仕様にすべきだと思いますが、そうならなかったのはなぜなのでしょう。

伊藤 Wireless WAN搭載モデルは、コンセプトとして適切だと思います。ただ、現状ではUSB接続の通信アダプタを使うスタイルが広く利用されているので、現時点のモデルではワンセグチューナーを標準構成にしました。可能性としては、オンボードワンセグチューナーということも考えたのですが、日本限定モデルになってしまう上に、本体内の土地(ボディ内部にデバイスを搭載できる場所)がもったいないですからね。

 メディア再生機能に注力したのは、ウェブ上での動画シェアリングがトレンドとなっているからです。そういうところでの動画の楽しみをストレスなく享受していただきたいと考えました。

鈴木 動画に関しては、ウォークマンやPSPなどの「おでかけ転送」が思い浮かぶのですが、PCではすんなりとはできないですね。今やろうとすると、BDレコーダーにメモリースティックを装着して録画したものを持ち出すイメージでしょうか。まあ、オフラインDLNAのようなことができればいいとか、いろいろ絵は描けるんですが、そのあたりは、今後の検討課題です。

 それに、VAIOの2008年春モデル以降では、メモリーカードに録画済みハイビジョン番組を書き出せるので、この機能とVAIO type Pとを組み合わせて使ってもらえればと思います。

伊藤 そう、VAIOがもう1台あれば、もっと楽しくなるような点で、まだ訴求すべきポイントがたくさんあるかもしれません。

VAIO type Pは低価格を狙ったノートPCではない

──小さなノートPCは安いネットブックであるという思い込みがユーザー側にあるようですが、その点はいかがでしょう。

kn_syohei_07.jpg ほぼ同時期にASUSが発表した「Eee PC S121」など、低価格が売りだった台湾ベンダーをはじめとすNetbookも、2009年には高機能高価格の路線に進む兆しを見せている

伊藤 VAIO type Pは、あくまでも持ちだして使うことにフォーカスした製品で、低価格を狙った製品ではありません。低価格を目指した商品と、持ちだすことを目指して作られた商品は別のものだと思いますね。

鈴木 ただ、売り場などでは隣に並べられてしまうでしょうからちょっと心配ではあります。でも、バッテリー駆動時間などのスタミナなどを比べてもらえれば、その違いは分かってもらえると思います。

伊藤 もし、低価格を目指したのなら、バッテリーもディスプレイもこれほど高性能なものは採用しません。これだけの作り込みを見てもらえれば、むしろ、コストパフォーマンスは高いと思いますね。

 VAIO type PはPCなんです。そして、PCにもいろいろあるわけです。いろいろあるけれど、VAIO type Pは持ちだすことにフォーカスしたPCであるということを分かってほしいですね。

鈴木 これで動画編集ができるはずがないじゃないですか。それよりも、出先で何をするか、何が必要かを考え、そのバランス感を理解していただいて、外に持ちだしてほしいです。

 生活の中で使ってもらい、どこに楽しみや便利さを得てもらえるかが重要です。使う側のアイディア次第でしょう。専用機ではありませんから、自由度は相当高いはずです。

伊藤 基本的にはセカンドPCとして想定しています。環境としてはほかにデータを保存できるような何かが必要でしょう。あるいは、家の中でのモバイルも多いのではないかと考えています。テレビを見ながらブログを書いたり、ベッドに入ってから何かしたりといった使い方です。

鈴木 そう、屋外とは限らないですね。気軽に家の中でも持って歩けるカジュアルな感じです。

伊藤 パフォーマンス的にメインPCにはならないでしょうけれど、日常的な作業には十分かもしれないですよ。

クイックモードは「検討課題」

──クイックモードの搭載は必要だったのでしょうか

kn_syohei_08.jpg クイックモードのメインメニュー。すばやく起動してWebブラウジングやメールの確認を行うために実装されたが、スリープモードからの復帰のほうが速いという

鈴木 Windowsを起動しなくても各種メディアの再生や、Webページのブラウズができるモードですが、パブリックフォルダにあるコンテンツを参照することができるようになっています。もしかしたら、クイックモードだけでいいというユーザーもいるかもしれませんね。想定としては、ちょっと調べものをするようなときに使ってほしいんですが、実際には、スリープからWindowsを復帰させるほうが早いんです。バッテリーの持ちもWindowsのほうが長いです。

──ユーザーとしては、どのあたりをターゲットに考えていますか。

伊藤 30代、40代のビジネスマンがコアですね。男女ともにです。いずれにしても、2台目のPCを購入する人の候補として、あるいは、会社のPCとは別にもう1台、私物のPCを携帯するイメージで選んでもらえればと考えています。

鈴木 1キロって、とても軽いじゃないですか。でも、VAIO type Pが1キロの製品として仕上がったとしても、ソニーの社内的に成り立たないんです。ユーザーにとっても、それじゃ意味がありません。こういうスタンスかな。ペットボトルと同じくらいの重量なら持ち歩いてもいいと思ってもらえるはずだと。

kn_syohei_06.jpg VAIO type Pで用意されたカラーバリエーションは、これまでののVAIOシリーズとは異なった、落ち着いた色調を採用している

 今回、重さのターゲットは最初、特に設定していませんでした。狙っているサイズをつきつめていけば、必ず軽くなると予想していましたから。でも、厚みは別です。20ミリを超えると仲間がいっぱいいますからね。

 横幅の制約は厳しくなかったですね。奥行きに関しても、本当ならコンマ何ミリの世界でせめぎあうことになるのが普通なんですが、だいたい3ミリ~5ミリは変更してもいいと思っていました。もともとキーボードサイズを優先して考えていたので、サイズで重要なのはキーピッチで、そのあたりのバランスを優先した結果、いまのVAIO type Pのサイズに落ち着いたということです。

伊藤 VAIO type Pで、VAIOの新しい風を感じてほしいですね。新しさにこだわった色にも注目していただきたいです。ソニーのクリエイティブセンターで、色の検討をして、トレンドを見ながらこういう方向性でやっていこうと決めるんですが、流行の誘導なども意識しているのです。

鈴木 明るい色はほかの機種でやっていますから、そうじゃない色を狙ってみました。2008年の夏から、シリンダータイプデザインを採用したVAIOをたくさん出してきましたが、VAIO type Pでは、そうでないデザインをあえて選びました。これまでと違うVAIOをユーザーに感じてもらいたいからです。


 以前もいったことだが、もう一度繰り返しておきたい。それは、フルブラウザといいながら、ちっともフルじゃない携帯電話のブラウザ、WindowsといいながらちっともWindowsではないスマートフォンのWindows Mobile。録画した地デジ番組を楽しめないポータブルメディアプレーヤー。多くのモバイルガジェットは、妥協の産物として生まれ、それでも定着し、いまではある程度の規模をもったカテゴリーを築いている。

 VAIO type Pが妥協したのは処理性能だ。だが、そこを妥協するだけで、それ以外にある多くの妥協を回避できた。そのうえで、あくまでもPCであることを目指したのがVAIO type Pなのだ。PCだから、その気になれば、どんなアプリケーションでも動かせる。カスタマイズの自由度も高い。PCなのだから当たり前だ。

 このインタビューは、評価用として試用していたVAIO type Pに、普段使っているのと同じバージョンの秀丸とATOKをインストールした環境でメモをとった。秀丸もATOKも自分が使いやすいようにカリカリにカスタマイズした環境でなければインタービューでは使えない。インタビューを終え、約5Kバイトのテキストファイルができあがった。インタビューが終わるころにインターネットに接続し、VPNで自宅のストレージにそのメモを同期させた。このとき、取材で使うならこれで十分だと思った。

 翌日以降、それまで軽いと思っていた900グラム超のモバイルノートPCが、やけに重く感じられるようになってしまったのはいうまでもない。この感覚はウォークマンを手に入れて初めて音楽を外に持ち出したときに似ている。ウォークマンは1979年の発売だ。あれからちょうど30年。久しぶりの感動をソニーがプレゼントしてくれた。


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デスクトップ型PC ソニー、開発打ち切り 一体型に完全シフト [SONY VAIO]

9月15日8時26分配信 フジサンケイ ビジネスアイ


 ソニーは、パソコンの基本形といえる本体とモニター、キーボードの3点セットで構成する「デスクトップ型」の商品開発を打ち切り、モニター部分に本体を組み込んだ「一体型」に切り替える。パソコンは省スペース性などからノート型に需要がシフト。海外勢の低価格デスクトップ型攻勢も激化しており、ソニーは一体型で独自色を打ち出して販売拡大を図る。

 ソニーのパソコン「VAIO」で、3点セットのデスクトップ型は高性能機「タイプR」の1機種だけだが、20日に発売する新モデルは本体がモニターの背面部に一体化された。今後も「本体が別にある典型的なデスクトップ型は作らない」(パソコン事業幹部)という。

 デスクトップ型は拡張性が高く、CPU(中央演算装置)、記憶装置で高性能品を搭載しやすい。また、ノート型より製造コストが安く、最近では5万円を切るものも少なくない。

 ソニーは過去、典型的なデスクトップ型を最大4シリーズ展開したが、省スペース化して「ボードPC」と呼ぶ一体型の比率を増やしてきた。

 本体・モニターの一体型は米アップルの「iMac」をはじめ、NECや富士通などが販売。最近は最大手の米デルも本体を大幅に小型化するなど、パソコンの省スペース化の動きが加速している。一方、ノート型を得意とする東芝は、法人向けを除いてデスクトップ型を扱っていない。逆に、1982年に投入したデスクトップ型「PC98シリーズ」をヒットさせたNECは、「映像や音響性能が高い」点を評価して、現在も多くのデスクトップ型製品を持ち、メーカーによって戦略の違いが一段と鮮明になってきた。

 3点セットのデスクトップ型は、今後も法人向けや高性能モデルとして残る見通しだ。ただ、居間のテレビをモニターとして用いる製品など新しいスタイルのパソコンが商品化。それに伴ってパソコン本体を円筒型にした製品が生まれるなど、パソコンの形状は大きく変わろうとしている。

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ソニー、彩りノートから高機能デスクトップまで秋冬パソコン34モデル [SONY VAIO]

ソニー、彩りノートから高機能デスクトップまで秋冬パソコン34モデル

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type C

 ソニーは3日、2007年秋冬向けのパソコン「VAIO」6シリーズ34モデルを8日から順次発売すると発表した。カラフルな塗装のスタンダードノート「type C」を刷新し約131万画素のウェブカメラを搭載したほか、「type F」にブルーレイディスク再生対応モデルを追加した。店頭発売は17モデル、法人向け・直販は17モデルを販売する。

 スタンダードノートは「type C」と「type F」の2ライン。艶やかな4色から選べる「type C」は前モデルより一回り大きい14.1型のワイド液晶を搭載。高画質のウェブカメラでビデオチャットを簡単に楽しめる。「type F(FZシリーズ)」は最上位モデルにブルーレイディスクが再生できる「DVDスーパーマルチ/BD-ROM一体型ドライブ」を搭載。全モデルにインテルのデュアルコアCPU「コア2デュオ」を採用し、底上げを図った。

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type R master 「VGC-RM53D」

  デスクトップの「type R master」には全モデルに4倍速ブルーレイディスクドライブを搭載した。旗艦モデル「VGC-RM73UDL4」はインテルのクワッドコア(4コア)CPU「Q6600」や、ブルーレイディスクのオーサリングができる「Adobe Premiere Pro CS3」を搭載し、映像編集機能を拡張させた。

 モバイルノートは「type T」と「type S」の2ライン。「type T」はバッテリー駆動時間を前モデルから約37%向上させ、大容量バッテリーパックで約16.5時間の駆動が可能。テレビサイドPCは同社の液晶テレビ「ブラビア」とリンクし、PCで編集した映像をボタン1つでテレビに表示させることができる。

 店頭販売のモデルの価格や主な特徴は以下の表の通り。

type C 型番 想定実勢価格 おもな特徴
VGN-CR70B/W 18万5000円前後 CPUはインテル「コア2デュオT7250」
VGN-CR60B/P 16万円前後 カラーはラグジュアリーピンク
VGN-CR60B/R 16万円前後 カラーはブレイジングレッド
VGN-CR60B/L 16万円前後 カラーはインディゴブルー
VGN-CR50B/W 15万5000円前後 カラーはピュアホワイト

type F(FZシリーズ) 型番 想定実勢価格 おもな特徴
VGN-FZ71B 25万円前後 BDドライブ搭載
VGN-FZ61B 22万円前後 BD-ROM一体型ドライブ
VGN-FZ51B 20万円前後 DVDスーパーマルチドライブ
VGN-FZ31B 18万5000円前後 独立型のグラフィックチップなし

type S 型番 想定実勢価格 おもな特徴
VGN-SZ74B/B 23万円前後 CPUはインテル「コア2デュオT7300」
VGN-SZ54B/B 20万円前後 CPUはインテル「コア2デュオT7100」

type T 型番 想定実勢価格 おもな特徴
VGN-TZ71B 25万円前後 HDDプロテクションや指紋認証を搭載

type R master 型番 想定実勢価格 おもな特徴
VGC-RM73UDL4 58万円前後 24型ワイド液晶、0SはビスタUltimate
VGC-RM53DL9 38万円前後 19型ワイド液晶
VGC-RM53D 32万円前後 ディスプレーなし

テレビサイドPC「TP1」 型番 想定実勢価格 おもな特徴
VGX-TP1DTV 20万円前後 HDDは500GB、デジタルチューナー付属
VGX-TP1V 13万円前後 HDDは250GB


[2007年9月3日/IT PLUS]

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柔軟性の高いカスタマイズメニュー・VAIO type T【ビジネスモバイル比較】 [SONY VAIO]

カスタマイズメニュー・VAIO type T【ビジネスモバイル比較】

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ソニーのVAIO type T

 「VAIOの10年が磨き上げたモバイル」と銘打たれたソニーの最新モバイルノート「VAIO type T」。ワンセグチューナーを搭載するAV志向の強いモデルだが、同社の直販サイト「ソニースタイル」でのカスタマイズバリエーションは、例を見ないほどの幅広さを誇る。スペックを絞り込んで実用性重視のビジネスノートに仕上げるもよし、HDDの代わりにSSDを搭載して徹底的に性能にこだわるもよし。その柔軟性は今回取り上げる7機種ではナンバーワンだ。

■美しい液晶ディスプレーと薄型ボディーに注目

 店頭販売モデルの「VGN-TZ50B」の実勢価格は21万円前後で、モバイルノートの中では比較的安い。ただし基本スペックも控えめだ。ワンセグチューナーは搭載しているが、CPUはインテルのシングルコアCPU「セレロンM433」、HDDは1.8型で80ギガバイト、メモリーは1ギガバイトなどとなっている。

 外観上の特徴は、一目見てわかるほどの薄型ボディーだ。スペック上では最薄部は22.5ミリ、最厚部は29.8ミリと、さほど薄さを感じないかもしれない。しかしこの「29.8ミリ」は、標準バッテリー(バッテリー駆動時間は約8時間)の底面にある突起部分を含めた厚さだ。突起がない軽量バッテリー(オプション、バッテリー駆動時間は約4時間)を装着すると、厚さ22.5ミリのフルフラットボディーとなる。実用性を重視するモバイルノートの中では突出した薄さだ。


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バッテリーとヒンジ部分は一体感があり、すっきりとしたデザインだ。電源ボタンもヒンジ部にあるが、これには多くの角度から電源の光が見えるというメリットがある

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ワンセグ搭載モデルでは、液晶ディスプレーの右側にアンテナを収納している

 バッテリー駆動時間を重視したい場合には、大容量バッテリー(オプション、バッテリー駆動時間は約12時間)を選択することになるが、このときは最厚部が42.5ミリになる。スタイルを重視するか、実用性を重視するかで悩ましいことになりそうだ。

 11.1型ワイド液晶ディスプレーは、液晶テレビ並みの色再現性を備える「クリアブラック液晶パネル」を採用。実際の映像チェックでも、色味の濃さとバランス、鮮やかさは7機種の中でもトップクラスだった。視野角も広く、どこから見ても非常に見やすい。ただ、蛍光灯などが映り込む可能性のある光沢液晶である点は、ビジネス用途で考えると好みが分かれるところだろう。


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キー同士が密接しない見た目には特殊なキーボードだが、思ったよりもずっと打ちやすい。キーピッチはやや狭めの17ミリ

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このモデルは右側面(上)にUSBポートを装備する。店頭販売モデルなどでは、ここに光学ドライブを装備する。左側面にはUSBポートのほか、エクスプレスカードスロットやLANポート、モデムポート、IEEE1394ポートなどがある

 キーボードは、キー同士が密接しない非常にユニークな構造を採用する。ボタンが並んでいるような雰囲気なので、この見た目でVAIO type Tの購入をためらうユーザーもいることだろう。結論からいえば、見た目よりはずっと使いやすい。ストロークは浅いが、クリック感はしっかりとあり、密接していないため同時押しのミスも起こりにくい。ただしキーピッチは17ミリと狭めで、ホームユース向けのA4ノートパソコンのキーボードと比べると使い勝手は一段落ちる。

 インターフェースについては、USBポートを3基、IEEE1394ポートを1基、無線LANはIEEE802.11a/b/gに対応、ブルートゥース搭載とフル装備。パームレストの右側には、Edyの決済やSuicaの使用履歴の確認などに利用できるFeliCaポートも備わっている。

■カスタマイズできる最高スペックの快適度をチェック

 以上、店頭モデルもなかなか魅力的だが、VAIO type Tの真骨頂はソニースタイルで購入できるカスタマイズモデルの「VGN-TZ90」。CPUはインテルのデュアルコアCPU「コア2デュオ」のU7600/U7500、もしくはセレロンM 443から選択が可能。ドライブ構成は、32ギガバイトのSSDとDVDスーパーマルチの組み合わせ、80ギガバイトの1.8型HDDとDVDスーパーマルチの組み合わせ、32ギガバイトのSSDと160ギガバイトの2.5型HDDの組み合わせなど、実に6パターンを用意する。

 ワンセグチューナーや指紋センサーの有無なども選択が可能だ。ACアダプターを電源コンセントに直接差すための「ウォールマウントプラグアダプター」は、VAIO type Tをソニースタイルで購入したときだけ同時購入できる(500円)。今までのモバイルノートでは考えられない自由度の高さであり、VAIO type Tの魅力を引き出すのに一役買っている。


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ソニースタイルでは、天板カラーをブラック(左)、プレミアムカーボン(右)、シャンパンゴールド(上)、ボルドー(下)の中から選択できる

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右側のパームレストにはFeliCaポートを内蔵している。Edyを使ってインターネットショッピングの決済やSuicaの利用履歴の確認などが行える

 今回試用したモデルの基本スペックは、CPUがコア2デュオU7600、メモリーは2ギガバイト、ドライブは32ギガバイトのSSDと160ギガバイトの2.5型HDDの組み合わせだ。ワンセグチューナーに指紋センサーも搭載と、カスタマイズメニューの中ではほぼ最高の内容をチョイスした状態であり、ソニースタイルの直販価格は28万4300円。

 「Windows Vista(ビスタ)」の起動時間は、40秒から1分ほど。ビスタに搭載された新機能で、デバイスなどの能力を自己判断できる「パフォーマンスの評価(最高は5.9)」では、プロセッサーが4.4、メモリーが4.2、グラフィックスが2.0、ゲーム用グラフィックスが2.7、OSがインストールされているHDD領域が5.2。

 ほかの機種と比べると、数値上はプロセッサーとHDD領域が若干上回っているだけなのだが、操作感のアドバンテージは圧倒的だ。このモデルではビスタをSSDにインストールしており、起動時間も早ければ、そのほかの作業も非常に快適。ウィンドウを開閉するだけでも「速い!」と実感できるほどだ。スリープへの移行と復帰も驚愕のスピードで、液晶を開いて即座に作業を開始できるような感覚である。

 小さなボディーに高いスペックを詰め込んでいるだけに、発熱が気になるところだが、熱源はキーボードの左上に集中。ACアダプターを接続して1時間以上使用しても、パームレストが熱くなることはなく、十分快適に利用できる。ファンの騒音がほとんど気にならないレベルだったのも好印象だ。


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FeliCaポートと連動するソフト「かざそうFeliCa」。パスワード認証やスクリーンセーバーのロック解除を、FeliCaカードやおサイフケータイで行える

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「かざそうFeliCa」に収録されている機能のひとつ「SFCard Viewer」。SuicaやICOCAなどの利用履歴をチェックできる

 ビジネスでの使用を考えると、独特な形状のキーボードがネックになる可能性はある。しかしそこさえ許容できるなら、文句なしのパートナーとなってくれる1台だ。

 特に今回試用したカスタマイズモデルでは、SSDの搭載が使用感の向上に大きく貢献することを実感させてくれた。ただ、オーソドックスな80ギガバイトの1.8型HDDプラスDVDスーパーマルチという構成ではなく、80ギガバイトの1.8型HDDを32ギガバイトのSSDに換装すると4万円、DVDスーパーマルチを選ばず32ギガバイトのSSDプラス160ギガバイトの2.5型HDDの組み合わせにすると3万9000円のコストアップとなり、判断が難しい。しかし長く使うことを考えれば、個人的にはSSDの搭載をお勧めしたいところだ。

■5段階でVAIO type Tを評価 デザイン ★★★★★
パフォーマンス ★★★★
モビリティー ★★★
拡張性 ★★★★★
総合評価 ★★★★

[2007年8月8日]


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10年の歴史がはぐくんだ極上の「持つ喜び」――「VAIO“New”type T」 [SONY VAIO]

VAIOシリーズの国内発売10周年を記念した特別モデルが発表された。505シリーズのシリンダー型ヒンジを復活させた、こだわりのNew「VAIO type T」に肉薄した。

質感を重視した高級感あふれるデザイン

ht_0705tz01.jpg VAIO10周年記念モデル「VAIO type T(TZ)」シリーズ。写真は店頭向けモデルのVGN-TZ50Bだ

 ソニーが「アナログとデジタルの融合」をコンセプトに、「Video Audio Integrated Operation」の頭文字を取ったVAIOシリーズを国内に投入してから2007年7月で満10年を迎える(米国では1996年10月に販売開始)。それを記念して発売されるのが、「VAIO“New”type T」だ。

 シリーズの型番こそ異なるが、シリンダー型ヒンジを採用したボディは1997年に発売された初代VAIOノート「PCG-505」をほうふつとさせる。11.1インチのワイド液晶ディスプレイやワンセグチューナーの内蔵といったtype Tシリーズの特徴を継承しながらも、性能、デザインの両面において10周年記念モデルの名に恥じないブラッシュアップを施しているのが見どころだ。

 新型VAIO type Tは、天板と底面にこれまでのtype T TXよりも1層多い6層構造のカーボン繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastics)を採用することで従来比2倍の強度を実現した。そのぶん、ボディ厚は22.5~29.8ミリとTXシリーズの21.0~28.5ミリと比較してやや厚みが増したが、デザインを工夫することでTXシリーズの横に並べたときでさえ「逆に小さくなったかも?」と思わせるほどのすっきりとした印象に仕上がっている。本体の幅よりもヒンジ部分を左右4ミリずつ短くし、ヒンジとボディの間にくびれを設け、さらに側面と前面を斜めに切り込んだ逆台形型の断面がコンパクトに見える秘密だ。ただ、重量は約1.22キロ(店頭モデルVAIO type T VGN-TZ50Bの場合)とTXシリーズよりも50グラム近く軽量化されているにもかかわらず、筆者が実際に手にすると意外なほど重量感があった。

ht_0705tz02.jpght_0705tz03.jpght_0705tz04.jpg 505シリーズの特徴であるシリンダー型のヒンジを採用しているのが分かる(写真=左)。ACアダプタはVAIO type Gと共通の小型タイプだ。サイズは35(幅)×98(奥行き)×25(高さ)ミリ、重量は約210グラムなので持ち運びも容易だ。前面下部のアール部分までカーボン繊維強化プラスチックでカバーして強度を高めている(写真=中央)。右側面に高輝度LEDランプを組み込んだ電源ボタン、左側面にDC入力端子を配置する(写真=右)

 この新type T TZは、店頭向け1モデルと同社直販のVAIOオーナーメードモデル(直販モデル)が用意されるが、デザインに強いこだわりがあるならばVAIOオーナーメードモデルの天板の美しさは一見に値する。店頭販売モデルの光沢感を抑えた「ブラック」もシャープな印象だが、VAIOオーナーメードモデルではブラックに加えて「プレミアムカーボン」「ボルドー」「シャンパンゴールド」の3色が選択できる。

 type S SZでも用意されたプレミアムカーボンは、光の加減によってカーボン繊維のヘアライン模様と青みを帯びたラメが浮かび上がるのが華やかだ。また、シャンパンゴールドはパール感がある上品な淡いクリーム色の地にゴールドのラメが散らされていて、太陽光や白熱灯、蛍光灯など光の種類によって異なる色合いが楽しめる。1日100台限定で手作業による塗装が行われているというボルドーは、チョコレートブラウンに近い色味が一見地味に見えるのだが、パール感と呼んでも差し障りがないほど細かい微妙な色合いのラメと、つや消しの落ち着いた風合いが上質な質感を演出している。

 天板のみならず、液晶ディスプレイのベゼルとワンセグ用のアンテナも天板と同じカラーになっているほか、通常は黄色のDC入力/赤色のマイク端子も黒の特別版が採用されているなど、デザインの一体感を損なわない配慮が光る。さらに、店頭向け/VAIOオーナーメードモデルを問わず、キーボードと液晶の間に挟み込んで持ち歩けるクリーニングクロスが同梱される。スペックや機能といったPCとしての本来の性能だけでなく「洗練された道具を持つ喜び」を追い求めるタイプのユーザーならば、これらのポイントに大いなる付加価値を見いだすに違いない。

ht_0705tz05.jpght_0705tz06.jpght_0705tz07.jpg 店頭と直販専用モデル合わせて全4色展開される(写真=左)。中央の写真はVAIOオーナーメードモデルのボルドーで、液晶ディスプレイ天面とベゼル部分が塗り分けられている。ヘッドフォンやマイク端子、アナログRGB出力端子が黒色になっている(写真=右)

ht_0705tz08.jpght_0705tz09.jpght_0705tz10.jpght_0705tz11.jpg 左から店頭向けモデルのブラック、直販でのみ選択できるプレミアムカーボン、ボルドー、シャンパンゴールドだ

ht_0705tz12.jpght_0705tz13.jpght_0705tz14.jpght_0705tz15.jpg 液晶ディスプレイ右側面に収納されるワンセグチューナーのアンテナ部分もそれぞれのカラーに塗り分けられているのが分かる。アンテナの先端にVAIOロゴが刻まれているなど芸が細かい(写真=右)


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ソニー、スタンダードモデルをマイナーチェンジなど――07年夏モデルPC [SONY VAIO]

ソニーは10日、パソコンの07年夏モデルを4月21日より順次発売すると発表した。今回リニューアルしたのはノートパソコンの「VAIO type C」「VAIO type F」「VAIO type N」、そしてデスクトップの「VAIO type L」。VAIO type Lに夏の新色「アクア」を追加したほか、全タイプともCPUにインテルの「コア2デュオ」を搭載するモデルを増やしている。またビジネス向けモバイルパソコンである「VAIO type G」は、直販サイトでのBTOメニューで、HDDの代わりに32ギガバイトのフラッシュメモリーを搭載できるようにした。

 15.4型液晶を搭載するVAIO type Lの上位モデル(VGC-LB63Bシリーズ)は、夏の新色「アクア」を追加し、店頭販売モデルのカラーバリエーションを4色(シルバー、エバーホワイト、ロゼ、アクア)に増やした。19型液晶を搭載するVAIO type L(VGC-LAシリーズ)には、テレビチューナーを搭載しないローコストモデルを追加した。

VAIO type Lのラインアップと発売日、予想価格 シリーズ名 製品名 発売日 店頭予想価格
VAIO type L VGC-LA83DB 5/19(土) 39万9800円
  VGC-LA73DB 5/19(土) 25万9800円
  VGC-LA73B 4/21(土) 22万9800円
  VGC-LA53B 4/21(土) 19万9800円
  VGC-LB63B/W 4/21(土) 17万9800円
  VGC-LB63B/L 4/21(土) 17万8800円
  VGC-LB63B/P 4/21(土) 17万9800円
  VGC-LB53B 4/21(土) 17万4800円
  VGC-LB53HB 4/21(土) 15万9800円


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ソニーのVAIO Type F

 スタンダードなA4ノートVAIO type Fは、全モデルでHDDを80ギガバイトから100ギガバイトに強化したほか、上位の2モデル(VGN-FE53シリーズ)に、インテルのデュアルコアCPUであるコア2デュオを搭載した。
 VAIO type N(VGN-N51HB)はHDDを80ギガバイトから100ギガバイトに強化。VAIO type Cでは、上位モデル(VGN-C71B/W)でHDDを100ギガバイトから120ギガバイトに、下位モデル(VGN-C61、51シリーズ)で80ギガバイトから100ギガバイトに強化している。

VAIO type F、N、Cのラインアップと発売日、予想価格 シリーズ名 製品名 発売日 店頭予想価格
VAIO type F VGN-FE53B/W 4/21(土) 17万9800円
  VGN-FE53HB/W 4/21(土) 16万4800円
  VGN-FE33HB/W 4/21(土) 14万9800円
  VGN-FE33H/W 4/21(土) 12万9800円
VAIO type N VGN-N51HB 4/21(土) 13万4800円
VAIO type C VGN-C71B/W 4/21(土) 18万9800円
  VGN-C61HB/P 4/21(土) 14万9800円
  VGN-C61HB/L 4/21(土) 14万9800円
  VGN-C61HB/H 4/21(土) 14万9800円
  VGN-C61HB/G 4/21(土) 14万9800円
  VGN-C51HA/W 4/21(土) 15万4800円
  VGN-C51HB/W 4/21(土) 14万4800円


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ソニーがVAIO type Gで選択できるようにした32ギガバイトのフラッシュメモリードライブ

 VAIO type G(VGN-G1ABNS)は継続販売するが、ソニーの直販サイト「SonyStyle」のBTOモデルで32ギガバイトのフラッシュメモリー搭載モデルを選択可能にした。フラッシュメモリーと軽量バッテリーを組み合わせた場合の重さは859グラムであり、12.1型液晶を搭載するパソコンとしては世界最軽量という。60ギガバイトのHDDをフラッシュメモリーに変更した場合、SonyStyleでの販売価格は6万1000円上昇する。
 今回発表した07年夏モデルは、VAIO type Gをのぞいてスタンダードモデルであり、ハードウエアのアップグレードはマイナーバージョンアップにとどまっている。


[2007年4月11日/IT PLUS]

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ソニーがノートPC新製品・12.1型液晶で最軽量
「Vista」以降のパソコン売れ行き、ノート型とデスクトップで明暗


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ソニーがノートPC新製品・12.1型液晶で最軽量 [SONY VAIO]

ソニーは10日、ノートパソコン「VAIO(バイオ)」の夏商戦向け新製品を21日から順次売り出すと発表した。衝撃に強い「タイプG」に記憶容量32ギガ(ギガは10億)バイトのフラッシュメモリーを採用したモデルを追加。重さは859グラムで、12.1型液晶画面を搭載したノートパソコンとして世界最軽量となる。タイプGの価格は16万4800―36万6600円。

[2007年4月11日/日本経済新聞 朝刊]

>>関連リンク (ソニーの株価/概要/ホームページ)


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[新製品]ソニー、Windows Vista採用の個人向けPC「VAIO」全12シリーズ65モデル Blu-ray搭載機も [SONY VAIO]

1月16日18時49分配信 RBB TODAY

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VAIO type C(フレッシュグリーン)
 ソニーは16日、OSにWindows Vistaを採用した個人向けPC「VAIO」の2007年春モデルを1月30日から順次発売すると発表した。

 今回発表されたのは、新シリーズとなる「type C」と「type N」を加えた全12シリーズ65モデル。各シリーズの詳細は以下のとおり。

 type Cは、13.3型液晶を搭載した重さ2.3kgの持ち運び可能なコンパクトデスクノート。6色のカラーバリエーション(シェルホワイト、アーバングレー、コーラルピンク、フレッシュグリーン、サマースカイブルー、エスプレッソブラック)が用意されている。筐体にディンプル加工を施したほか、VAIOオーナーメードモデルではキーボードやポーチとのカラーコーディネイトも可能。さらにオリジナルキャリングケースをパッケージにしたラインアップも用意するなど、高いデザイン性が特徴だ。

 type Nは、15.4型ワイド液晶を搭載したホワイトボディのシンプルなデスクノート。ケーブル端子を背面に、メモリカードスロットを前面に配置するなど、家庭内での使いやすさに重点を置いている。

 type L[19型]は、19型液晶を搭載したデスクノート。店頭販売モデルにもBlu-rayディスクドライブ搭載モデルが用意されたほか、全モデルにWindows Vista Home Premium、1GBメモリを採用。さらにVAIOオーナーメードモデルでは、最大750GB HDDやOffice Professional 2007/Personal 2007 with PowerPoint 2007/Personal 2007が選択できる。予想実売価格は22万〜40万円前後。近日発売予定。

 type L[15.4型]は、15.4型液晶を搭載したデスクノート。オールホワイトモデル「エバーホワイト」が追加され、店頭販売モデルのカラーバリエーションが3色となった。また、VAIOオーナーメードモデルでは、最大160GB HDDやWindows Vista Home Premium/Home Basic、Office Professional 2007/Personal 2007 with PowerPoint 2007/Personal 2007が選択できる。予想実売価格は12万5,000円〜18万円前後。近日発売予定。

 type Fは、15.4型ワイド液晶と2層書込対応DVDスーパーマルチドライブを搭載したデスクノート。液晶ディスプレイには、NTSC比72%の高輝度・高色純度クリアブラック液晶が採用されている。OSはWindows Vista Home Premium/Home Basicから選択できるほか、Office Personal 2007 with PowerPoint 2007搭載モデルも用意されている。また、VAIOオーナーメードモデルでは、Windows Vista Business/Home Premium/Home Basic、Office Professional 2007/Personal 2007 with PowerPoint 2007/Personal 2007が選択できる。予想実売価格は10万5,000円〜20万円前後。発売日は1月30日。

 type F TVは、すべてのモデルにCore 2 Duo、地上デジタル放送チューナー、Windows Vista Home Premium、Office Personal 2007を搭載した15.4型ワイド液晶搭載のデスクノート。VAIOオーナーメードモデルでは、Office Professional 2007/Personal 2007 with PowerPoint 2007/Personal 2007が選択できる。予想実売価格は15万〜25万円前後。発売日は2月10日。

 type Sは、全モデルにCore 2 Duo、1GBメモリ、ハイブリッドグラフィックシステムなどを搭載した13.3型ワイド液晶搭載のモバイルノート。Windows Vista Home PremiumとOffife 2007がプリインストールされている。また、VAIOオーナーメードモデルでは最大200GB HDD、スティックACアダプター、Windows Vista Business/Home Premium/Home Basic、Office Personal 2007/Personal 2007 with PowerPoint 2007/Personal 2007が選択できる。予想実売価格は15万〜25万円前後。発売日は1月30日。

 type Tは、超低電圧版Celeron M 443(1.20GHz)と1GBメモリ、Windows Vista Home Premiumを採用した11.1型ワイド液晶搭載の2スピンドルモバイルノート。ワンセグ視聴ソフト「VAIOモバイルTV」がVer.3.0となり、使い勝手が向上した。VAIOオーナーメードモデルでは、「グリーン」「ボルドー」「ロゼ」の3色のプレミアムカラーを追加し、全6色展開となった。予想実売価格は16万5,000円〜24万前後。発売日は1月30日。

 type Uは、Core Solo U1400(1.20GHz)、1GBメモリ、Windows Vista Home Premiumを採用した4.5型ワイドWSVGAタッチパネル付き液晶搭載の小型モバイルPC。ワンセグ視聴ソフト「VAIOモバイルTV」がVer.3.0となったほか、HDDリカバリーに対応。VAIOオーナーメードモデルでは大容量バッテリの選択が可能となり、VAIOオーナーメードモデルフラッシュメモリ搭載モデルでは新色「ブルー」が用意された。予想実売価格は15万〜19万円前後。発売日は1月30日。

 type Gは、Core Solo U1400(1.20GHz)と1GBメモリ、Windows Vista Businessを採用した12.1型XGA液晶搭載ビジネスモバイルノート。従来の「シルバー」に新色「ブラック」が加わり、さらに法人向けカスタマイズモデルのWindows Vista搭載モデル、およびVAIOオーナーメードモデル向けの1,200台限定カラー「プレミアムブラウン」が用意された。予想実売価格は17万5,000円〜25万5,000円前後。発売日は2月17日。

 type Aは、全モデルに地上デジタルチューナー、Windows Vista Home Premium、Office 2007を採用した17型ワイド液晶搭載デスクノート。春モデルでは基本性能の向上が図られている。VAIOオーナーメードモデルでは、Windows Vista Ultimateが選択可能。予想実売価格は21万〜40万円前後。発売日は2月下旬。

 type R masterは、デジタルTVチューナーを搭載したセパレート構造のハイエンドデスクトップ。VAIOオーナーメードモデルにハイビジョン映像作成などに適した「900シリーズ」を追加し、OSにWindows XP Professional、グラフィックスカードにNVIDIA Quadro FX 1500 GPUを選択可能とした。また、VAIOオーナーメードモデルでは、Core 2 Quad、最大3TB HDD、Office 2007、4mのメインユニット-アクセスユニット接続ケーブルなどが選択できる。予想実売価格は19万2,000円〜57万円前後。VAIOオーナーメードモデルの発売日は2月10日、店頭販売モデルは近日発売予定。

 type X Livingは、Core 2 Duo E6400(2.13GHz)、500GB HDD、Blu-rayディスクドライブ、地上/BS/110度CSデジタルチューナー、地上アナログチューナー2基、DSD対応高音質サウンドチップ「Sound Reality」を備えたリビングルーム向けデジタルエンターテイメントデスクトップ。Viivテクノロジーに対応し、豊富なAV入出力端子を搭載する。VAIOオーナーメードモデルでは、最大1.5TB HDD、最大3GBメモリも選択可能だ。予想実売価格は33万〜35万円前後。近日発売予定。

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最終更新:1月16日19時1分


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「どこでもテレビ」もこれなら満足── Sony「VAIO type T」買おうかな [SONY VAIO]

先月17日から5泊6日で北海道旅行に行ってきましたが

http://blog.so-net.ne.jp/yosshii/archive/20060817(参照)
 高速バス内や  フェリーで函館までの4時間。さらにバスで札幌までの5時間の間

「インターネットにつないで リアルタイムに 綺麗な景色の報告ができない!!!!」

ことの欲求が高まりました。携帯電話からのiモードでは限界があり バッテリーがあっという間に

あがってしまい ひやひやしました(汗)

次回,バスで行くか 寝台特急で行くか 飛行機で行くかは まだ決めてないけど

久しぶりにノートパソコンが欲しいと感じる 物欲を刺激された旅でした(笑)

いろいろ探した結果。移動中,旅館やホテルでも ワンセグテレビが見られるのがいいと探した結果

もう,これしかない!!一目惚れ

しかもかなり前から売ってるしtypeT ちきしょ~


◆米デル、ソニー製パソコン電池410万個回収へ・発火の恐れ [SONY VAIO]

 【シリコンバレー=田中暁人】パソコン世界最大手の米デルは14日、ノートパ
 ソコン用の電池410万個を自主回収すると発表した。回収するのはソニー製のリ
 チウムイオン電池。過熱し発火する可能性があるという。パソコン関連製品のリ
 コール(回収・無償修理)では最大規模になるもようだ。


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「どこでもテレビ」もこれなら満足── Sony「VAIO type T」買おうかな [SONY VAIO]

新しいVAIO type Tのスペックは従来モデルとほぼ同じ。「なぁーんだ」と思っていたらなにやら怪しげなアンテナが本体に。えっ、これってワンセグ対応ですか。ということで、よせばいいのに極寒の街に繰り出してみた。

 2006年春モデルのVAIO type TはCPUが強化された店頭モデルにHDD、CPU、メモリの選択肢が増えたVAIOオーダーメードモデル、とそのスペックの変化は少ない。

 重量もサイズも同じ。搭載するインタフェースも従来モデルと同様。バッテリーパックの容量が同じならば選択できるCPUもPentium M、搭載するチップセットもIntel 915GMSであるから、消費電力、省電力機能も同じ。したがって重さとバッテリー駆動時間で決まる形態性能も従来モデル並、ということになる。

 ただ、VAIOオーナーメードモデルで用意された「ワンセグ放送用チューナーユニット」は、携帯重視型ノートPCを好むユーザーならきっと気になるだろう。ノートPCとキャプチャーユニットを組み合わせて「どこでもテレビ」にするアイデアは、それこそノートPCが登場したころから試みられてきた。「IBMのCaptureCardとオプションのアンテナユニット」という言葉にニヤニヤする古参ノートPCユーザーもいるはずだ。

 最近、この「ノートPCでどこでもテレビ」をアピールしているのが富士通の「FMV-BIBLO MG」「LOOX T」テレビチューナー搭載モデルの「モバイルテレビ」だ。しかし、以前レビューでも紹介したように、ヘッドフォン内蔵テレビアンテナで受信するアナログ放送の画質はなかなか厳しいものがあった。

今回評価したのはVAIOオーダーメードモデルで購入できる「VGN-TX91PS」のワンセグチューナー搭載モデル





本体に搭載されたインタフェースは従来モデルのVAIO type Tと同様で、左側面にPCカードスロットやUSB、右側面に光学ドライブ、背面にLANとi.LINK、前面左寄りにカードスロットという配置になっている

キーボードは一面シルバーでキートップが凸状に形成されている。このサイズのノートPCとしてはキーピッチは十分確保されている。小さいノートPCでよくある「キー入力中に指が擦れて不快」ということはない。打鍵した力をがっちりと受け止めてくれるが、もう少しキーストロークが欲しいところ(と従来モデルのレビューでも書いていた)

きめ細かい電力管理ができるのもVAIO type TをはじめとするVAIOノートPCの特徴。液晶パネルの輝度、HDD運転のオンオフ、CPUモードの設定にとどまらず、内蔵デバイスの電源供給オンオフ、ファンのコントロールなど多岐にわたる

正面手前右寄りにはサウンド系端子とそのアイコン、ワイヤレスデバイスのインジケータが並ぶ。「マイク」「ヘッドフォン」のアイコンの下にそれぞれの端子があるのに「ミュート」の下には「ボリューム大」ボタンがある。音を消すつもりで音を大きくしてしてしまったのは私だけか?

VAIOオーナーメードモデルでワンセグチューナーを搭載
 耳にする機会が多くなってきた「ワンセグ放送」は、移動体端末での利用を想定した放送サービスで、地上デジタル放送の電波にのせて送信される。ワンセグ放送を提供している放送局の地上デジタル放送が受信できるエリアならば、VAIO type Tでワンセグ放送を利用できることになる。


VAIO type Tのアンテナは弾力性のあるプラスチック製。どっかに引っ掛けて「ポッキリ」と折れる心配はないが、(試作機のためか)使っているうちにだんだん外に向かって曲がってきてしまった

 ITmediaでもすでに紹介しているように、このサービスは主に携帯電話やPDAといった移動端末で利用することを想定している。

 先日、ワンセグ放送対応の携帯電話「P901iTV」「W33SA」が登場して、2006年4月1日からの本放送に向けて現在は試験放送中であるにもかかわらず、ケータイユーザーの関心は高い。

 小型軽量で長時間バッテリー駆動が可能、とVAIO type Tもワンセグ放送に対応した「移動端末」の資格は十分あるが、しかし、もっと軽くてバッテリーが持ち、移動中で見たくなったらすぐに使えるケータイがあるならば、多分そちらでワンセグを見るだろう。となると、ノートPCでワンセグ放送を利用するための「プラスα」がVAIO type Tに求められることになる。

 VAIO type Tのワンセグ放送機能のえらいところは、ただ「PCでワンセグ放送が見れるようになっただけでなく、PCで使うための付加価値を用意しているところだ。

 VAIO type Tでワンセグ放送を視聴する場合、「VAIO モバイル TV」というソフトを使う。表示モードは2つ用意され、ひとつはワイドサイズを生かして画面の脇に固定サイズで表示するモード、もうひとつは表示画面の位置をフリーにして、場所とサイズを変更できるモードだ。

画面を拡大して表示できるのはPCでワンセグ放送を利用するメリットの1つといえる。放送そのものの解像度が変わるわけではないので、拡大するとぼやけるようにも思えるが、受信している電波強度が十分なあれば、実際に150%、200%と拡大してみても画質の「荒れ」はほとんど気にならない。


VAIO type Tは画像表示画面の大きさを拡大できる。上は150%拡大、下は200%拡大時(クリックすると実際の解像度で表示されます)。どちらも受信感度が「アンテナ2~3本」という条件だが、画質はきれいだ

ワンセグ放送のありがたいところは、受信できている限り画面がクリアであることだ。アナログ放送では受信する電波の強度がそのまま画質に影響する。携帯できるテレビアンテナ(例えばヘッドフォン内蔵のアンテナ)では、かなり条件がそろわない限り「家で見ているテレビと同じ画質」は望めない。

 ワンセグ放送はデジタルなので、電波が受信できるかぎり、表示される映像の画質は良好である。そのかわり、強度が十分でないと画像も音声も途絶えてしまう。その点は強度が足りなくとも、少なくとも音声は聴き続けられるアナログ放送と異なるところで、断続する放送を見続けるか(音声も途切れるので内容がわからなくなる)、荒れた画面を見続けるか(音声は比較的明瞭で、かつ、途切れないので番組の内容は把握しやすい)の選択になるだろう。

年の瀬の街中でワンセグ放送を観る
 「ワンセグは地上デジタルの電波を使う」と聞くと、「使える場所は限られるのではないか?」と懸念するユーザーが多いかもしれない。ということで、年の瀬のあわただしい東急沿線を西に東に北に南に走り回って、受信感度をチェックしてみた。

 東京都と神奈川県の県境エリアを走っている東急沿線において、ワンセグ放送を供給しているのは、在京キー局に限られる(私が愛するテレビ神奈川も地上デジタル放送を提供しているものの、ワンセグ放送の予定は現在のところない)。

 ということは、東急大井町線や目黒線-多摩川線のように、多摩川に沿って南北に走っているぶんには何とか受信できるが、東西に走る東横線、田園都市線ではワンセグ放送の境界線に到達することになる。

 実際に東横線を西に向かって走っていくと、渋谷から普通で30分のところにある大倉山駅(横浜市港北区)あたりで「アンテナが立つか立たぬか」という状況になった。東京方面を背にすれば画面に何も映らず、東京を向けばアンテナが1本立つ。その状態でも受信できれば画面はきれいだ。アナログ放送のように「砂嵐の奥から今映っているであろう映像を推測する」といったストレスが溜まるようなことはない。

 なお、大倉山駅(に限らず東急沿線)は高架が多く、放送電波の受信条件に恵まれている。そのため、大倉山駅界隈全域でワンセグ放送が視聴できるわけではないので注意してほしい。実際、大倉山駅で下車し、駅前の喫茶店に入って通りに面した窓側の席に座ってVAIO type Tを使ってみたが、ワンセグ放送はまったく受信できなかった。

東横線で西に向かう。多摩川を渡って神奈川県内に入ってもしばらく受信でき、今回の実験では鶴見川を渡った大倉山駅がぎりぎり「東京タワーの勢力圏内」ということになった

受信可能エリアの境界付近のおいても受信できれば画質はきれいであることは分かった。ならば、東京の街中なら、ワンセグ放送は十分受信できるだろうか。今度は東横線を東に走り、多摩川を越えて(多摩川園、田園調布は職務質問が怖いので、スキップし)、典型的な「東京私鉄沿線のにぎやかな街」の自由が丘をくまなく歩いて、どれだけワンセグ放送が受信できるかチェックしてみた。

 駅前広場に面した窓の大きな喫茶店では、店の奥にある席に座っても問題なく受信可能。アンテナは3本程度立っている。窓際近くの席に座ればアンテナは「バリ5」もいける。細い路地のチェックではカバンにVAIO type Tを入れて持ち歩き、ヘッドフォンから音声が流れているか否かで受信の可否をチェックした。受信できなければ音声も映像も一緒にアウトになるため、この方法でも問題はない。

 細い路地をうろうろ歩いていると、ときおり瞬間的に音が途切れるが、ほとんどのエリアで受信できていた。視聴可能エリアにいる限り、雑音がプチプチ入るラジオよりも画面が乱れまくるアナログテレビよりも、ストレスは少なく快適に放送を視聴できる。「ノートPCでどこでもテレビ」もだいぶ実用的なレベルに到達したと思っていいだろう。

 ちなみに、電車で移動している間もVAIO type Tでワンセグ放送を利用してみた。高架を走る路線という条件の良さもあったが、地下駅に入らない限り移動中でもクリアな画質で番組を視聴できた。ただし、終始、というわけではなく、一時的に受信が途切れることもしばしば発生している。


自由が丘でワンセグ放送を視聴する。表通りに面した喫茶店ならOK。裏通りではどうか?ということで、自由が丘の雑踏を歩き回ってみたがアンテナ2本ながら明瞭な画面が受信できる

屋内で固定して使うテレビのように、高画質の映像を安定して受信できるわけではないので、「屋外でも屋内でも同じように」とはいかないが、「外歩きの途中、サテンで休んでテレビを見る」という「絶好の暇つぶし」意識で使うなら十分使えると思う(ワンセグ放送の有効性についてはこちらに興味深い考察がなされている。あわせて参考にしていただきたい)。

 携帯電話でもワンセグ放送の録画はできるが、VAIO type Tはそのストレージ容量を生かして「長時間録画」が可能。タイムシフトにも対応するなど「予約録画」以外の使い勝手はPCのアナログ放送関連機能と遜色ない。もちろんデータ放送の受信と表示もできる。

 ただ、「携帯電話より長時間の録画か可能」とといっても、屋内のテレビと使い方が異なるワンセグ放送では、録画は「番組をあとから楽しむ」ためではなく、「情報をメモする」ために行われる。そのため「長時間の録画か可能」という特徴はそれほど意味はもたないのではないだろうか。

 今回登場したVAIO type Tは小型軽量、常時間バッテリー駆動といった優れた携帯性能はそのままに、ワンセグ放送を取り込んだ「遊べる」ノートになっている。「なんか、面白いノートPCはない?」という個性を大事するノートPCユーザーは新しいVAIO type Tがきっと気に入るはずだ。


VAIOオーナーメードモデルでは台数限定の「プレミアムブルー」や新たに加わった「カッパー」などのカラーバリエーションが選択可能。今回の評価機は「カッパー」モデル。以前あった「バーガンディーブラウン」も個人的に気に入っていた(周りの業界関係者にいうと“えぇぇぇー!”といわれるが)が、それよりも落ち着いた色調でさらにいい感じになっている、と個人的には思うのだがいかがだろうか?


【CEATEC 2005】ソニー、カラフルでお手頃価格なノートPC「VAIO type F light」を展示 [SONY VAIO]

ソニーは、ノートPCのVAIOシリーズから「VAIO type F light」を10月22日より発売すると発表した。価格はオープンプライスとなっているが、ソニーのオンラインショップ「SonyStyle」での販売価格は114,800円(税抜109,333円) からとなっている。CEATEC 2005ソニーブースにはすでに同製品が出展されている。




液晶には1,280×800ドット(WXGA)表示対応14.1型クリアブラックLE液晶を搭載。すでに発売されている「type F」を小型化し、「じぶん用」をコンセプトに、より手軽に使えることを前提にデザインされている。液晶上部に31万画素のCMOSカメラ「Motion Eye」を搭載、本体にマイクを内蔵。追加機材なしでTV電話ができるように配慮した。バッテリ駆動時間はCeleron M搭載モデルの「約2.5時間、Pentium M搭載モデルで約4時間となっている。本体サイズは340(幅)×253.5(奥行き)×21~33(高さ)mm、重量は約2.4kgとなっているがカスタマイズにより差が出る。
インターフェースはType2 PCカードスロット×1、メモリースティック(PRO)対応スロット×1、USB 2.0×3、IEEE 1394(4ピン)×1、Ethernet、IEEE 802.11b/g無線LAN、ミニD-Sub15ピン、AV出力×1、FeliCaポート、56Kモデムとなっている。




本体色は店頭販売モデルはホワイト、ソニースタイルでの直販モデルではホワイトのほかに、スカイブルー、ラズベリーレッド、オリーブグリーンの計4色が発売される。

■製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGN-FJ90PS/


(10月4日12時45分)



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